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神坂峠のハイキング!

こんちゃっす! ケンケンこと岡田です!

今日は、神坂峠に行ってきた様子を紹介したいと思います!

神坂峠は、今から1300年ほど昔に、当時の都(滋賀県)から奥羽(宮城県)までを結ぶ官路として整備された、「東山道」の要所です。

切り立った箇所が多い上に、崩れやすい地盤、急変する天候などが重なり、難所として知られていたそうです。
今でこそ、中津川からは、車で登る事が出来ますが、当時の人々には、とても大変な行程だろうと思います。

今回は、長野県の園原側から登りました。登り口には神坂神社があり、駐車場もあります。
神社の鳥居をくぐり、境内の左横を抜ける様に進んでいきます。

少し進むと、カラマツコースとブナ林コースに分岐します。

カラマツコースは急登ですが距離が短いコース
ブナ林コースは沢沿いを進み緩やかに登るコースとなっています。

が、意外にブナ林コースも登ります!しかも距離が伸びるので、思ってたより疲れました(今回は下りで利用)

カラマツコースを登ると、直登では無いものの、ツズラ折りをこれでもかと登ります。
足元は、整備されており特段歩き難さはありません。

ブナ林コースと合流してからは大きな登りは無く歩きやすくなります。
合流地点からしばらく歩くと、当時の名残なのか、石が敷き詰められ、石畳の様になった箇所が登場します。
当時の石がそのまま残っているわけでは無いと思いますが、趣がありますよね。

そこからまた少し進むと、萬岳荘と言う山小屋に出ます。
ここでは、ちょっとした食べ物や飲み物も購入できますし、お手洗いも借りれます。

中津川からは、この萬岳荘まで車で来ることが可能で、恵那山や、富士見台高原へ行かれる方のスタート地点にもなっています。

萬岳荘から神坂峠へは、車道を歩く方法と、富士見台へ登るルートの分岐を左へ行く方法がありますが、今回は車道で。
数百メートルほどで到着です。

この様な碑や、解説の看板が設置されています。
この峠が難所と呼ばれる所以は多々ありますが、それ故に、神様が住まう峠として、旅の安全を祈願したり、災い事が鎮まるように祈ったりしていたようです。

神坂神社から少し下ったところには、滝に向かってお皿を投げ、お願いをする場所もあります。
この様な事からも、この神坂峠は、単なる旅の難所ではなく、信仰の対象としても崇められていたのではないでしょうか。

この様な自然と人との関りを感じながら歩くのもたまにはいいですね。

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