スイレンの除去を行ってきました。
こんちゃっす! ケンケンこと岡田です!
「環境保全活動」
の一環で、スイレンの除去活動に行ってきました。
スイレンは世界中に分布する植物ですが、日本にはただ一種。ヒツジグサの自生のみとなっています。
一般的に目にするスイレンのほとんどは外来種(園芸種)である可能性が非常に高いです。
最近ニュースでも取り上げられていましたが、名古屋市の東山新池のスイレンも、外来種の為に抜き取りが行われました。
綺麗な花を咲かせるスイレンですが、繁殖力が強く、水面を葉が覆い、水中では地下茎が複雑に絡み合い育っていました。
これにより、水中では酸素が減り、水の動きが無くなる為、環境が非常に悪くなります。
これにより、在来の生き物の住む環境が悪化してしまう為に、除去活動を行います。
泥の中を手探りで…と言ってもそこら中に地下茎があるので簡単に探し出せます。
それを出来るだけ折らないように抜いていきます。
折れた地下茎から増えてしまいますから。
ただ、絡み合っている事や、泥の中深くまで生えている根の為、かなりの重労働です。
それでも、抜いた地下茎は水に浮かぶので、回収は比較的簡単です。
どんどん抜いていきます。
いっぱい取る事も大事ですが、広がろうとしている先端を取り除いて、最低限現状を維持できるようにすることも重要です。
再び水中に入らないように、離れたところで一度乾燥させます。
2時間ほどでこれだけの量を取りました。
が
全体の20分の1にも満たない量の様に思います。
入れるのは簡単ですが、取り除く事の難しさを改めて実感しました。